A Way To Now(here)

Jan 045 min read

はじめまして

新年早々、新しくブログを始めてみました。9no1です。

このブログでは分散型ライフスタイルを送る私が考えていること、実際に体験したことや使ってみてよかったガジェット、ソフトウェアなどを紹介しつつ、これからの"自世代ネットワーク"のあり方を考えていくためのヒントになるような事柄をシェアしていこうと思っています。

まずここで、「分散型ライフスタイル」とはそもそも一体何を意味しているのか?この定義は人それぞれ変わってくると思いますが、この言葉を聞いて私がまず真っ先に考えるのは以下の点です。

1.) ロケーションフリーの仕事をしていて、なおかつ収入源が分散されている

2.) 住所を持たないアドレスホッパー、またはパーマネントトラベラー

3.) 人間関係の分散をし、単一のコミュニティに属さない

今の世の中、「リスク分散」という言葉が至る所で聞かれるようになってきています。コロナウイルスなどの予測不可能な事象がその必要性を浮き彫りにし、より加速度を増しています。しかしこの「リスク分散」の考え方はビジネスの場におけるある特定の事柄に対して使われる文脈としてだけではなく、ライフスタイル全般に落とし込んで考えていくことが今後の世界を読んでいく上で非常に重要だと考えています。なぜなら「分散」というもの自体の価値を真に感じ、有効活用していくためには自分の価値観の大きなパラダイムシフトが必要になるからです。

今まではニーズのあるところに供給を満たせば良かったし、これからも資本主義の基本としてそこは変わらないかもしれない。でも、これから必要とされるのは「ユーザー側をアップデートさせる価値観」なのです。つまりそれは「本質を突き詰める姿勢」です。今DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目されている背景も、ここに気がついた人たちが企業の優位性を高められるということで取り入れようとしているからではないかと思います。

そういう意味で言うと、デジタルノマドのような分散型ライフスタイルを送る人たちは個人の生活範囲の中でさまざまなDXを日々体験していることになります。先進国は「定住型」の人々が大半を占める前提で社会が作られており、住所がないことや仕事がその国に紐づいていないことによるさまざまなイレギュラーな事態に遭遇していますが、その度にテクノロジーを味方につけて解決したり、解決できないことに関しては自分の考え方を変えてアップデートしながら折り合いを見つけて生きています。私はここにDX時代を生きる大きなヒントがたくさん詰まっていると思うのです。

そんなわけでこれから記事をどんどん書いていこうと思います!Ciao!

Share this story